CES-Alpha システムの使用手引き
はじめに
以下の動画ではCES-Alphaの基本的な機能をご紹介しています。
アカウントの作成
CES-Alphaを利用するためには、まずはアカウントの作成が必要です。
アカウント作成後、CES-Alphaの機能がご利用いただけるようになります。
授業作成と基本設定
授業の管理者は授業参加登録やレポートなどのLMS機能を利用できます。
授業登録(履修登録)
履修者は、アカウント登録後に授業登録を行う必要があります。
その後、登録された授業におけるレポート提出、オンラインプログラミング、数学演習・テストなどの機能を使用できるようになります。
オンラインプログラミング
CES-AlphaはGCPクラウドサーバーを用いたオンラインプログラミング環境を提供しています。
ユーザーは、ブラウザから計算機サーバーを立ち上げ、Jupyter Notebook環境ですぐにプログラミングを行うことができます。
担当教員は履修者の起動している計算機サーバーにアクセスし、履修者の画面を直接確認しながら指導することができます。
数学演習・テスト
CES-Alphaでは、数式の数学的な意味を理解できる採点機能を新しく導入しています。
学生の解答において正しい数式の入力は一通りにはなりませんので、プログラムによる数学の問題の採点は数式を理解しないと正しく行うことができません。 例えば「a(x+2)」という標準解答例の場合、「ax+2a」も正しい答えです。
現在、CES-AlphaではPythonのSymPyと独自の数式処理エンジンを用いて、学生が入力した数式を解析し、問題の標準解答例と等価かどうかを判定して採点を行っています。 学生はシステム上で演習課題を提出後に、答えが正しいかどうかをすぐに確認でき、演習課題の再提出も可能です。 さらに、学生の解答状況に応じて、数式の入力チェックやヒント提示の機能も備えています。
さらに、得点分布などの統計情報を集計し、図表により可視化できます。
これにより履修者の学習状況を把握し、状況に応じた指導が可能になります。
オンラインチャット
CES-Alphaは履修者の質問にスムーズに対応できるオンラインチャット機能を備えています。
複数の教員・複数のティーチングアシスタントが複数の履修者に対する質問対応を同時に実施できるよう工夫されています。